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令和5年度開始

 令和5年度が始まりました。といっても4月は土日からのスタートですので、実質稼働は明日4/3(月)からです。

 研究室学生さん達は、後期に新4Eが入ってくるまで6名体制となりました。今年度は研究室3年目にして、初めて専攻科生を1名迎えることになりました。

 卒業生は、ポットを残して去って行きました。タコ足配線にしてブレーカーを落とさないよう、大事に使っていきます。大丈夫、実験装置は別系統です。

結構電力を使いますので、要注意。

 新年度といえば、異動ですね。長年の共同研究者である小川 修一先生が、日本大学 生産工学部 電気電子工学科 准教授として独立されました。

 吉冨 貴司先生は福岡県立八女工業高等学校です。近くですね。

 それぞれの新たなスタートです。

技術職員さん

 技術職員さん、以前の言葉で言うと技官さんは、縁の下の力持ちです。研究活動他を遂行していく上でなくてはならない存在です。学生時代から現在に至るまで、腕利きの技術職員さん達には大変お世話になってきました。

 学生時代は化学系でしたから、ガラス器具をよく作っていただきました。化学実験にガラス器具は欠かせません。設計したちょっと煩雑な器具も難なく作っていただきました。必要なガラス器具のイメージ設計(スケッチ)はできますが、我ながらガラス細工は下手なので、専ら技術職員さん頼みでした。

 いや、練習はそこそこしたのですが、どうも向いていないらしく。ただし、電気化学のAg|AgCl参照電極だけはお手の物ですけど。

 長じて物理や電気方面にシフトしてきてからは、電気回路製作もお願いしてきました。素人だった電気回路設計も懇切丁寧に教えていただき、今や授業してますもんね。不思議なものです。

 こちら有明高専にお世話になってからも同じです。実験・実習授業から研究室の整備まで大変お世話になってきました。

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空港オフィス

 日本の端の方である九州にいると、出張は飛行機が多くなります。もう福岡空港へ何度通ったか。この3月も東京を2往復しました(KRIS2023応用物理学会)。もう目を瞑っても歩け・・・はしないか。

 ただし、出張してどこにいようとも、仕事は降ってきます。よくもまあこれだけメール来るよなと。最近は、メールを返信したり、書いたり、整理したりするのがめんどくさい、ていうか大変なので、Teamsチャットで個々対応しています。

 ちょっと話がずれましたか。このコロナの3年間、唯一喜ばしかったことは、リモートワーク制度の確立ならびにそのソフトウェア環境(Microsoft Teams、Google Classroom、Google Meet、Zoomなど)の充実です。一々会議で拘束されることが少なくなりました。たった少しの会議でその日一日拘束されるなんて、不合理であり、困ることこの上ないですから。

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高桑先生ご来校 (3/3) ~ TSMC工場と阿蘇山への旅 ~

 3/25(土)最終日は、車で熊本へ行きました。昨今話題持ちきりのTSMC工場の建設現場見学をメインに行きました。まあ要するに、ただのお上りさんです・・・。

遠くにTSMCが見えます。
5E有志と高桑先生で記念写真。
近くには牛さん達がいました。

 牛さん達がたたずむのどかな風景の中に、突如としてできた世界の大工場です。

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高桑先生ご来校 (2/3) ~ 高専ダゴと柳川への旅 ~

 翌日3/23(木)は朝から、ベーキング状況の確認と他の作業を行いました。無事稼働中を確認できたので、後は時間を待つだけとなりました。。

 昼食は、5E卒業生有志と高専ダゴに行きました。言わずと知れた有明(大牟田・荒尾)地域の名物で、その名の通り、本校有明高専が由来です。高専は全国各地にありますが、このようにブランド化しているのは珍しいと思います。

天下無双ですね。

 ただし、一番美味しかったのは、追加注文したやきそばでした。

 その後、柳川に移動しました。大牟田からは、西鉄特急に乗れば約15分と至近です。まずは名物川下りと行きました。

高桑先生は船頭で夢中でした。
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KRIS2023の旅 (2/2)

 翌日3/2は学生さん達(5E 古賀君と福田君)のポスター発表でした。前日の私の発表ではいつもの如く、学生さん達の前振りをしたので、お客さん来るかな~と期待していました。

5E 古賀君です。
5E 福田君です。古賀君の2つ右隣です。

 多くの来客があり、両名とても頑張っていました。結局、古賀君と福田君はこの1年、計3回ポスター発表することになりました(これこれこれ)。スケジュールの都合上、全て国際会議となってしまい、全て英語で対応して頂きました。本当にご苦労様でした。

 この会議を通じて、他高専の先生方とも知り合えることになり、また貴重な意見交換もできて、とても有意義な日々となりました。また、他高専の学生さん達の中には非常に素晴らしい発表をされる方々もいて、本校はもっと頑張らなければならないよな~と、一同気を新たにしました。

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NanoVNAの本

 既に授業にも取り入れている昨今話題のNanoVNAベクトルネットワークアナライザ(ネットアナ)ですが、この度前職で同僚だった大井 克己氏がそのテキストを出版されました。前職時代からその話は伺ってはいましたが、晴れて表舞台となりました。

https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/49/49581.html

 そんなちょうど、あるネットアナのメーカーさんが私を訪ねてこられました。貧乏な私のところに来られても何もないですよと。「この220 GHzのネットアナはいくらですか?」と尋ねると、「○億です」とのこと。う~ん、MBLで活躍しないと無理な金額ですね。

 現在行っている一連のインピーダンスマッチングから導波管ネットアナ評価までの授業スタイルは、そのうち教育関係の学会で発表したいなと思っています。研究と教育は車の両輪ですからね。

前略、お息子さんの風邪より

 ちょっと更新が空きました。それは以下の理由です。

 お息子さんは、幼稚園でよく風邪をもらってきます。いつもはファミリーに移してダウンさせ、自分は回復して再び元気に走り回るというパターンです。私は影響を受けません。我ながら強いです。

 しかしながら今月は、とうとう私もくらってしまいました。一年を終えての疲れも溜まっていたのでしょうか。喉は痛むわ鼻は詰まるわということで、弱りました。幸いコロナやインフルエンザではなかったので、ゴホゴホ言いながら研究室の学生指導でした。その間に耳鼻科に行き、診てもらいました。

 すると、副鼻腔炎&花粉症のコンボということでした。薬を処方していただきました。

 薬というのはよく効くもので、ようやく体調が元に戻ってきました。

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阿加先生

 ちょっと日付を遡りますが、1/16(月)に有明高専のグローバルエンジニア(Global Engineer)育成事業の一環として、東北大学大学院 工学研究科の阿加 賽見(あか さいけん)先生にご講演いただきました。本年度は国際交流室のメンバーとして、このGE講演の企画運営に携わっています。

 阿加先生は、私の東北大学時代(前の前の職場)の共同研究先の大学院生でして、現在は別研究室の助教をされています。今回そのご縁で、遠く有明高専までお越しいただきました。講演内容については、有明高専の公式HPにて報告しています。司会はもちろん、私ですね。

準備中です。右の私は学生の出欠を取っています。
スタートです。

 ご講演後は、近年の研究についてのDiscussionの他、校内をご案内しました。

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New洗濯機と赤外線ヒーター

 先日、洗濯機を新製品が安いお店で買いました。ファミリーのラスボスが、「温水が出る洗濯機が欲しい。さもないと、〇△◇※✖・・・。」と仰せなので。

温水出ます。

 ついでに赤外線ヒーターが目に留まったので、買いました。昨今の寒さにより、どうも身体の調子が悪くて。歳ですね。特に肩こりがひどいので、温めればいいかなーと思いまして。

暖かいです。

 あともう少しで本年度も終了です。その疲れが出たのかなーと。プロ野球はキャンプが始まりましたが、それと入れ替えに私は短いシーズンOFFに入ります。と言っても、なんやかんやで仕事はあります・・・( ノД`)。

福岡のうどん

 最近休日によくファミリーで福岡のうどんを食べに行きます。大牟田市内でですね。福岡のうどんは讃岐うどんと違って、コシ勝負ではなくてやわらかツルツル勝負です。伊勢うどんに近い感じでしょうか。同じうどんでも全然違いますが、これはこれで美味しいです。量も食べられます。

 学生時代を大阪で過ごし、また親類縁者も大阪が多かったので、どうしてもうどんは副食(うどん定食)のイメージが強いのですが、これは単品でもいけるかなと。ちなみにいつの頃からか、きつねうどんが大好きです。

福岡のうどんです。讃岐うどんとは全く違いますが、これはこれで美味しいです。

 あ、そうだった!! 学生時代は大阪で過ごしてたんだ!! と、我ながら遠い過去になっていますね。

 

モノの価値となぜなぜ?

 目下世間では、疫病や他国間の戦争などの影響で物価が高騰しています。先日コンビニにポテチを買いに行ったら、えらく高くなっていて買うのを止めました。いや、むしろ毎度Suicaで支払っていて現金を使っていないので、気づかなかっただけかもしれませんが。

 物価高なのに給料は変わらないどころか減るので、生活は苦しくなるばかり。しかしそんな世の中でも業績好調な企業があります。何か画期的なモノや経営法があるのかと思えば、確かにあるのかもしれませんが、最も分かり易い相違点は「外国と商売している」ことです。貿易ですね。

 貿易が何故儲かるかといえば、「適正な価格で」商売できているためです。

 日本国内の企業は大抵、コストダウンに涙ぐましい努力をします。それは取引先にも要求します。どの業界も複数の企業の繋がり、いわゆるサプライチェーンで成り立っていますから、一つの支配的な企業のコストダウン要求はサプライチェーンを渡り歩くにつれて、非常に厳しい要求となっていきます。

 このような厳しい要求は、結局給料に跳ね返ることは言うまでもありません。一生懸命コストダウンに努力したのに、もらえる給料は雀の涙。その上日本人は大の貯蓄好きです。当然、支出は削減し生活は切り詰めます。

 結局、世の中にお金が回らなくなり、経済は疲弊していきます。お金は、世の中を豊かにするための触媒です。

 このような話は昔々にもありましたね。ダイエー・松下戦争ですね。今から見れば、当時は高度成長時代でしたから、そのようなことをしても経済へのダメージはなく、それどころか購買層が増えて経済は好転していったと思います。今やったら、自滅かと思います。

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