今年の大学院時代の研究室の同窓会は、オンラインでありました。ご時世のため、大学に多くが集まって行うという形式は取れませんので、Zoomにて。コアなメンバーだけが集まった小さな研究会みたいになりました。
互いにの近況(= 研究進捗の話など)を話すだけで1時間半が過ぎ、結局飲み食いするわけでもなく議論だけで4時間近くがあっという間に過ぎました。
要するに、研究会です。正常な世の中でも、結局夜明けまで話するかなぁ。
特に私は今や化学の世界を遠く離れておりますので、とても魅力的なお話ばかりでした。正に隣の芝生は青いです。
フラスコを持たず、化学合成法を考えなくなって割と年月が経ちますが、あ゛ー、化学実験したいーと思いました。
いやいや、Eで頑張りますよ。真空ドライプロセスです。
その環境は与えられるものではありません。今や自分が創っていかなければならない立場です。頑張ります。
研究室で研究するって、一番楽しいことなんですよね。楽しさは、
研究 >>>>>>>>>>>>>>>> 学生実験 >>>>>>> 座学
であり、世間の評価基準もこの順です。でも学生さん達を見ると、多くは価値基準を、
座学 (テストの点数) >>>>>> 学生実験 >>>>>>>>>>>>>>>>> 研究
と置くんですよね。いやはや、摩訶不思議でなりませんな。
研究であれ何であれ、自分の現在と未来を語れるって、この上なく幸せなことだと思います。
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