前回の続きとして、今回は理論と実験/実習の比較を考えていきます。
理論は、教科書に整然と書かれています。電気磁気学の場合は一般に、クーロンの法則から始まり・・・Maxwell方程式の初歩的応用で終わります。
さて世の中には、色々と矛盾があるものです。その一つとして、「整えられた厳密な教科書ほど、わかりにくい」というのがあります。
Continue reading前回の続きとして、今回は理論と実験/実習の比較を考えていきます。
理論は、教科書に整然と書かれています。電気磁気学の場合は一般に、クーロンの法則から始まり・・・Maxwell方程式の初歩的応用で終わります。
さて世の中には、色々と矛盾があるものです。その一つとして、「整えられた厳密な教科書ほど、わかりにくい」というのがあります。
Continue reading秋は同窓会の似合うシーズンです。
さて私、博士大学院生時代の恩師の受け売りの面が多大にありますが、「教育と研究は車の両輪」ということを、人生の最も基本に置いています。
「(学生に)教えていることに驕らず、(神さまに)教えられていることに甘えず」です。
Continue reading理屈を教えている日々です。学生の皆さんの理解がスムーズになるように頑張っています、はい。そこで本日は、理屈、すなわち理論というものを考えてみたいと思います。
Continue reading今のメガネが古くなってきたので、週末に新しいメガネを買いに行ってきました。
Continue reading2020年11月、研究室が立ち上がりました。第一期生として、4E 5名がやってきました。
30名以上いる各クラスへ授業に赴くことに比較して、数名の配属学生の皆さんと自分のスペースで始終を共にする研究室教育では、責任の重さが桁違いです。場合によっては、一生交流していくことにもなります。門を叩かれたからには、彼らを一角の技術者として世の中に出さなければならないな~と。エンジンのギアを上げなければ。
Continue reading先月末は、ありタムフェスタ(体育祭)でした。コロナ禍中に高専に来たので、これが初めて経験する大イベントでした。私、学生主事室に詰める学生委員の一人でありまして、中心に動く学生会をサポートすべき立場なのですが、仕組みが何も分からず、ただただ見ているだけでした。よく頑張ってるな~と、濃いお茶をすすりながら感心しつつ・・・、すいません。
メインイベントの演舞も一通り見ました。個人的には、Aコースの芸術性の高さに最も感心しました。次いで、Mコースの修練度の高さに感心しました。いずれも他コースとはいえ、良いところは素直に認めて学びましょう。悔しくはありますが。将来に期待します。
Continue reading日々授業やってます。今回は、授業について考えてみます。
授業は、「座学」と「実験/実習」の2種類に大別されます。当たり前の種別ではありますが、個人的にはそれぞれへの対応は正反対にしています。矛盾でしょうか、いいえ。
Continue reading今月は初宿直でした。コロナで学年歴が大幅に変更となったため、秋のデビューとなりました。しっかりした寮生さん達に対して、こちらは何も分からず、寮母さんに手取り足取りでしたけど。
Continue reading講義をしていると、「問題演習がない」という意見を受けました。ふむむ、そういう見方もあったかと。意見はWelcomeです。ちょっと考えてみたいと思います。
Continue reading後期から回路設計実習の授業が、3E、5E、6Eで始まりました。
私のような化学(C)出身の人が電気(E)の人に期待することは、主に2点挙げられると思います。
1. 回路が設計できる(つくれる)こと
2. 電磁気学(電気磁気学)がわかること
です。「この実験をしたいんだけど、反応制御には電気回路が必要だ(電気化学でのポテンショスタットなど)。しかし、回路つくれんな~」なんて。
Continue reading高専の特長として、学生達が頻繁に居室に質問にやって来ます。普通高校や大学にはない、良い文化だと思います。逆に呼び出してお説教したりもしますけど。
人にモノを教えるためには、教わる側の10倍勉強しておかなければなりません。
Continue reading今月になって後期の授業が始まりました。前期がこのご時世で大幅に遅れたので、夏休みは9月半月だけとなりました。準備期間がぁぁ・・・、教員は夏休み遊んでいるわけではありません。涙なくして語れませぬ。
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