専攻科ってどうよ

 今年度は、研究室学生さん達が頑張ってくれて、色々表彰されています(これこれ)。ただし、それもこれも、昨年度の学生さん達環境整備に奮闘して研究室の基礎を整えてくれたおかげと思っています。光の当たる人には、必ずそれを支えてくれる影があるものです。そうです。

 ところで、最近ある大学/大学院の先生に言われたことのメガヒットの一つに、

「専攻科出身の大学院生は使えない」

というのがありました。残念ながら、理解できます・・・。

 学生さん達には、「専攻科では研究を重視してね」と口酸っぱく言っています。↑のコメントを頂くのが目に見えているからです。やっぱり、そうですよね。専攻科は、本科での強制力から解き放たれる上に同じ環境が続くのでね。気持ちを新たにしないと。

 世の中で評価されるのは、何を世の中に提供するかというOUTPUT(提案力、企画力、研究力など)であって、詰め込んだINPUT(テストの点数)では決してありません。高専生って、そこを大きく、おーきく、勘違いするんですよね。数値評価があるもの(= 答えが分かっているもの)を最優先するという。残念ながら。詰め込み教育の弊害とも言えますので、教員側も反省するところはありますけど、難しい問題ではあります。

 研究室配属までなら、テストの点数が評価対象でも良いでしょう。だって、それしかないから。

 研究室配属後は、OUTPUT力を磨いて欲しいと切に思います。自由に耐える力を身につけて欲しいと思います。「やはり鷹林研の出身だから頼りになるね♡」と言われたいじゃないですか!!

 もっとも、高専の研究力は、教員間の格差が激しすぎます。まあ、しなくてもねぇ・・・。

 私は「研究と教育は車の両輪」をモットーにしていますので、可能な限り頑張っています。ブラック研究室と言われることもあります。そうかなー?? 年寄りの言い草になりますけど、自分の経験してきた時代よりかは随分甘いと思うんですが。それに、「地獄への道は善意で舗装されている」って言うじゃないですか。

 でも、最近論文書けていないんで、偉そうには言えません。書く内容は多分にあるんですけどね、色々降ってくる仕事に追われてしまいついつい・・・言い訳ですね、スイマセンm(_ _)m

 これこれを肝に銘じて。少し古いけど、色褪せてはないよな・・・。

 頑張りまーす。

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