Author Archives: 鷹林 将

受験勉強ってどうよ?

  新年度が始まりました。始まりの4月、何かと多忙です。ホンマに。ホントに。

 周知の通り、高専は大学と同じ高等教育機関に分類されます。中学や高校は中等教育機関(それぞれ前期と後期)です。注意して下さいね。高専は「1年生から」高等教育機関です。というわけで高専は、1年生から徐々に高等専門教育が始まっていきます。3年生の後半になると、大学レベルの専門教育に入っていきます。中等教育の学習指導要領には縛られません。

 高専は4年次から編入学生を受け入れています。主に工業高校から編入してきます。高校は卒業するまで後期中等教育機関、高専は1年生から高等教育機関です。当然、学習進度には差があります。でも機会は平等に与えられるべきと思うので、ただいま編入生諸君対象に補講をしているところです。

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研究資金と神様の思し召し

 さあ、2年目のシーズンが始まりました。「2年目のジンクス」とならないように、気を引き締めて頑張ります。

 ・・・と言いたいところですが、いきなり研究資金難です。研究費の申請、3戦全敗しちゃいました。

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

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教えられなかった不幸と叩き込まれた幸福

 担当授業で受講学生さん達からアンケート評価(匿名)を受けるというシステムがあります。先日結果が出ました。反省する点もあれば、う゛~んと思う点もありました。

 担当している電気磁気学(電磁気学)のような基礎理論は、忌避されるものです。今も昔も。電磁気学を大好きという人はあまりいないと思います。

 しかし、化学を専攻してきたものの立場から見れば、電磁気学ができる電気の人は尊敬に値します。回路理論は何とかなるかと思えますが、電磁気学は一朝一夕にとはいきません。

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学会へGo!!

 学会に登壇します。5年間企業人やっていましたから、久しぶりです(※機密がありますからね)。「日本学術振興会(JSPS) プラズマ材料科学第153委員会」という、権威あるところです。

4/23(金) 日本学術振興会(JSPS) プラズマ材料科学第153委員会 第150回記念研究会 『2030年のプラズマ材料科学とその先を見越す』

http://plasma153.org/meetings/data/150.html

です。

 トリのパネルディスカッションに出ます。

 そうです、舞台デカすぎです。スパルタなリハビリです。

 こりゃ、ド緊張しますね。どうしたものかしら。高専のプラズマの先生方、偉そうにしてすいません。

 「フトンが吹っ飛んだ・・・」なーんてこと言える雰囲気ではないですな。

 頑張ります。生暖かく見守ってください。

産学連携と緊張感と地元学

 縁あって、産学連携活動とは長年の付き合いです。企業との連携研究や現地訪問はとても楽しみであり、かつ大事にしています。

 有明高専へは求人や納品に来られる企業の方々が日々多くおられますが、それはこちらが迎える立場。そこでのトークも楽しいのですが、訪問者の立場の方が学ぶことがより多くあります。

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続・あれから10年

 前回の続きです。震災後しばらくの間は、みんなで電気通信研究所に集まっては、片付けや買い出しをしていました。週末などの空いた時間は、区役所に行ってボランティア活動をしていました。区役所は大勢のボランティアで溢れかえっていました。

 自宅の電気は比較的早く復旧しました。たまたま自宅にいて、コンセントに差しっぱなしだった掃除機が突然動き出してビックリしたものです。ガスもプロパンガスだったので、問題なく。被害は比較的軽い方で幸いでした。

 仙台の街を東に迂回するように、国道4号線バイパスが通っています。前回述べた東二番丁通りが旧4号線です。バイパスのすぐ東脇に、「浪分神社」という小さな神社があります。「江戸時代初期に起こった地震津波がここまで来たよ」という印として建てられたものだそうです。つまり、「子孫の皆さん、ここから東は危ないよ」ということです。

 しかしながら時は流れて、開発はいつの間にやら海岸線にまで達していました。

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あれから10年

 早いもので、2011年3月11日から10年経ちます。東日本大震災の日です。

 当時私は東北大学 電気通信研究所に博士研究員として勤務しており、当日は大阪大学 産業科学研究所の先生方を招いての共同研究会でした。私は大学院生達とともに聴講者の一人でした。午後からでしたが、学生が一人寝坊をしていたので、「早く来いよ~」と連絡していました。当時の光景は今でも覚えています。良い天気でした。

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経済と衰亡史

 読書の閉講期、長沼伸一郎氏の「現代経済学の直感的方法」を読破しました。氏の著書を知る人は多いと思いますが、特にこの本は抜けて面白く、夢中で読みました。特に最後の9章は歴史に残る白眉だと思います。

 いつの頃からか、生涯学習テーマの一つとして、「組織の衰亡」を志しました。人間は社会的動物である以上、必ず何らかの組織に属します。大きいところから、国家、職場 & 学校、地域、家族の順です。人生に貴族的余裕があれば、是非とも師を得て学びたいなぁと思うところです。

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