Author Archives: 鷹林 将

令和4年度卒業式

 昨日は卒業式でした。創造工学科3期生で、私がこちらに着任してから初めての専門コース学生達でした。

正門の看板です。

 いきなりコロナでオンラインなったりして、手探りの状態で専門教育をイチから行いました。

 4年生後期になって研究室配属になってからは、装置の立ち上げに尽力いただきました。

記念写真です。
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応用物理学会(8年振りX回目)

 第70回応用物理学会春季学術講演会に行ってきました。春の応物ですね。私のメイン学会の一つです。企業生活や高専に来てからのコロナ対応と研究室立ち上げ作業もありましたので、実に8年振りの参加、8年振りの全国大会となりました。

会場の上智大学 四谷キャンパスです。帝都東京のど真ん中です。
会場のメイン看板です。8年振りですよ、8年振り。長かった・・・(ノД`)

 この間、発表がハイブリッド形式に変更されてたりと、いやもう、過去の浦島太郎ですよ(※ハイブリッド形式の準備があり、タイトルページの写真は撮れませんでした)。なお、学生さん達は卒業式がありますので、私だけの参加となりました。

 田舎の高専からやって来たので、そこそこ話を聞いてもらえれば良いかと思っていました。秋は熊本で行われまして、学生さん達に頑張って欲しいと思っていますので、その事前調査ということでやって参りました。このコロナで学術の進捗も停滞していたことが、せめてもの救いかと。

 下記、共同研究2件を加えて計5件発表しました。最初の2件は、共同研究先の岡山理科大 中谷 達行先生の博士課程学生の福江さんです。直接お目にかかるのは初めてでしたが、非常に優秀な方でした。本来ならば私が露払いをするところですが、プログラムでは逆に編成されていました。

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雑誌コーナー

 ポスターコーナーに続いて、研究室に雑誌コーナーを作りました。狭い研究室はありますが、整備しております。

 私が所属している学会の学会誌を揃えています。学生さん達に手を取って覗いてみてもらえばなと。世の中の広さと、学ぶべきかつ目指すべき道の標になれば良いかなと。研究室所属したら、もうテストの点数を競う時期でも年齢でもありませんよ。

 と言いつつも、私はこの手の雑誌をあんまり読まない人なので、学生さん達には何か面白い記事があったら教えてもらえればなと。

 と言うのも、学生時代に恩師から、「論文雑誌を読むよりも、教科書を読みなさい」と教えられことを何となく律儀に守っておりまして。論文雑誌は最先端のことではありますが、最先端はグレーゾーンです。ホントかもしれないしウソかもしれない。まあそれが面白いことではありますが。一方で教科書は最先端のことではないですが、まず間違いはない。先でバタつくよりも、しっかりと基礎を固めなさいということで。

 いやいや、話が変な方向に行きました。雑誌コーナーは、元に立ち戻って、道しるべとしてですね。

それなりに映えるかと。
地震対策もしています。

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平和な一日と就職担当

 本日は午前にショッピングに行ってきました。帰って来て、遅い昼ご飯にお持ち帰りのSUBWAYを食べていると、サイレンが鳴りました。

 「どこかで野球か?」と思ったら、本日は3/11でした。あれから12年です。早いものです。

 当時の光景は、今でも脳裏に焼き付いています。午前中のポカポカ陽気が一転して、終わらない揺れが続きました。そして吹雪となりました。よく生き残れたものだと。

 12年後の今、高専准教授で次年度就職担当として、学生さん達と日々やり取りをしています。忙しいですが、前途ある学生さん達と過ごせるのは楽しいものです。平和な一日です。

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KRIS2023の旅 (2/2)

 翌日3/2は学生さん達(5E 古賀君と福田君)のポスター発表でした。前日の私の発表ではいつもの如く、学生さん達の前振りをしたので、お客さん来るかな~と期待していました。

5E 古賀君です。
5E 福田君です。古賀君の2つ右隣です。

 多くの来客があり、両名とても頑張っていました。結局、古賀君と福田君はこの1年、計3回ポスター発表することになりました(これこれこれ)。スケジュールの都合上、全て国際会議となってしまい、全て英語で対応して頂きました。本当にご苦労様でした。

 この会議を通じて、他高専の先生方とも知り合えることになり、また貴重な意見交換もできて、とても有意義な日々となりました。また、他高専の学生さん達の中には非常に素晴らしい発表をされる方々もいて、本校はもっと頑張らなければならないよな~と、一同気を新たにしました。

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KRIS2023の旅 (1/2)

 3/1(水)~2(木)、東京の一橋講堂で開催されKRIS2023 (The 1st KOSEN Research International Symposium)に参加してきました。5E学生2名と私の計3人で発表してきました。

 3月は卒業シーズンで何かと多忙のため、当日早朝の移動としました。

早朝の西鉄大牟田駅です。
大牟田駅の全景です。西鉄ホームからJRホームを。

 早朝の西鉄大牟田駅でしたが、通勤の人達で電車は割と混んでいました。

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NanoVNAの本

 既に授業にも取り入れている昨今話題のNanoVNAベクトルネットワークアナライザ(ネットアナ)ですが、この度前職で同僚だった大井 克己氏がそのテキストを出版されました。前職時代からその話は伺ってはいましたが、晴れて表舞台となりました。

https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/49/49581.html

 そんなちょうど、あるネットアナのメーカーさんが私を訪ねてこられました。貧乏な私のところに来られても何もないですよと。「この220 GHzのネットアナはいくらですか?」と尋ねると、「○億です」とのこと。う~ん、MBLで活躍しないと無理な金額ですね。

 現在行っている一連のインピーダンスマッチングから導波管ネットアナ評価までの授業スタイルは、そのうち教育関係の学会で発表したいなと思っています。研究と教育は車の両輪ですからね。

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研究引き継ぎ中

 来月は卒業式です。5年生は巣立っていきます。1年半の研究室生活は、長いようで短いものです。

 有明高専では4年次後期から研究室配属となりますので、半年間学年が重なります。というわけでこの春休みは、5年生から4年生へ技術の伝授を行ってもらっています。

 今年の5年生には、装置の移設から、トラブル対応立ち上げと大変お世話になりました。おかげさまで、1年を経ずに実験環境が整いました。一人では到底なし得なかったことです。

 続く4年生は、優秀な学生さん達が揃いました。

 さーて、これらの才能を世に出すためにも、研究資金をどうするかな・・・(ノД`)。

5E 福田君(右)から4E 内藤君(左)への技術継承です。

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アンカーボルトと装置移動

 春休みになって少し余裕ができたので、研究室の整備を行うことにしました。まずはPA-PECVD装置用のガスボンベ立ての地震対策として、アンカーボルトで固定しました。技術職員の吉冨先生にお手本を見せていただいた後、学生さん達が行っていきました。

まずは吉冨先生のお手本。さすがです。
続いて学生さんです。4Eの内藤君がチャレンジです。
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前略、お息子さんの風邪より

 ちょっと更新が空きました。それは以下の理由です。

 お息子さんは、幼稚園でよく風邪をもらってきます。いつもはファミリーに移してダウンさせ、自分は回復して再び元気に走り回るというパターンです。私は影響を受けません。我ながら強いです。

 しかしながら今月は、とうとう私もくらってしまいました。一年を終えての疲れも溜まっていたのでしょうか。喉は痛むわ鼻は詰まるわということで、弱りました。幸いコロナやインフルエンザではなかったので、ゴホゴホ言いながら研究室の学生指導でした。その間に耳鼻科に行き、診てもらいました。

 すると、副鼻腔炎&花粉症のコンボということでした。薬を処方していただきました。

 薬というのはよく効くもので、ようやく体調が元に戻ってきました。

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