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QC検定に挑戦します

 第二種電気工事士試験も一段落しましたので(※合否は1/26(金)発表です)、品質管理(品管、Quality Control、QC)の資格である、QC検定に挑戦することにしました。3/17(日)実施というのが卒業式(3/15(金))の翌々日なので、体調どうかな・・・と心配しないわけでもないですけどね(^_^;)

 信頼性工学の授業を担当していて、持っていないのはどうかなーと思いまして。企業の品質時代、部下が持っていました。当人からは「余裕ですよー」と言われていたのですが、取る暇なかったです。民間資格であり、なくても仕事はできましたので、休日は論文執筆を優先していました。

 現在においては、学生の就活で企業の方が本校に来られた際に品管の話もしますので、ちょっと勉強しとこうかと。今更ですが。

 第2・3級併願受験としました。どちらかは受かると思うけどなー。

ブックハンティング

 昨日12/26(火)、年内最後の校務として「ブックハンティング」がありました。昨年度来、図書館運営の校務に携わっており、その一環です。博多駅の丸善様にお邪魔して、有志の学生さん達と図書館に揃える新たな書籍を見つけて行こうという企画です。半年毎に定期実施しており、今回は私が初の引率の役目となりました。

 博多ですので、西鉄ではなくてJRに乗って行きました。集合時間より早く着きましたので、ホームのラーメンで昼食を取りました。ホームの食べ物と言えばうどん/そばが定番ですが、博多はラーメンとなっています。もちろん、とんこつです。

博多駅ホームのラーメンです。オプションの高菜と紅ショウガをたっぷり載せました。

 集合時間となり、まずは店員さんに案内と説明を受けました。その後、散開して各自広い店内をハンティングに出かけました。あっという間に学生さん達を見失いました (゚Д゚≡゚Д゚)? 元気ですねー。

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第二種電気工事士技能試験

 本日は、国家資格である第二種電気工事士技能試験を受けてきました。熊本県組として、熊本大学で受けてきました。電気工事士は筆記試験と技能試験の二本立てで、10月に筆記試験をクリアしての挑戦でした。

 熊本へはしばしば行くのですが、熊本大学へはとても久しぶりでした。2005年3月、学生時代最後の学会(電気化学会)で訪れて以来、18年以上のブランクでした。分からないので、上熊本駅からとりあえずタクシーでした。今回同行したのは3年生3Eクラス学生有志達でしたが、そう、彼らが生まれる前なんですよ!! 歳を取ったものです。昔の発表スライドを探し出して、懐かしく見てみました。作りはショボいけど、内容的には今でも通用するな・・・というか、恩師におんぶに抱っこだったんですけどね。

何せ前回来たのが18年以上前ですので、全然分かりません・・・。
ていうか、会場は目の前にありました。
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コミュニケーション能力を考える

 属人化の排除に続いて、「信頼性工学」ではコミュニケーション能力というものも教授しています。続いて、「おまえが言う?」はナシで(^_^;)

 就活では、コミュニケーション能力を自慢する学生が雨後の竹の子の如く沸いてきます。コミュニケーション能力を、友達作りと勘違いしているかと思います。

 一方、企業活動の根幹はもちろん、ISO9001:2015にも謳っている通り、「顧客満足」です。それは平たく言えば、「完全な製品/サービスをお客様に届ける」ということです。

 しかしながら、社員は皆人間ですから、ミスをします。ミスをしない人間は存在しません。完全な製品を世の中に提供することと、携わる人間が避けられないミスとのギャップをうまく取り持つことが、真のコミュニケーション能力だと思います。

授業スライドの一コマです。
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属人化を考える

 後期は卒業を間近にした5年生に対して、「信頼性工学」という授業を担当しています。言い換えれば「品質管理」の話をしています。

 純学問的にしてしまうと無味乾燥な統計計算ばかりの話になってしまうので、就職を控えた学生さん達には、企業/組織に勤める際への心構え的なことも教えています。ある面では新人研修みたいな感じになっています。あ、「おまえが言う?」は、ナシで(^_^;)

 そんな中で、「属人化の排除」、すなわち「特定の人しかできない仕事を作ってはいけない」という話をしています。広く一般に学生さん達の中には、「企業勤めは社会のネジ/歯車になるのでイヤだ~」と言う人達がいます。そういう意見に対して、「属人化の排除をベースにしないと企業活動は成立しない」ということを説いています。皆さんが求める創造は、その上にこそ成り立つと。

授業スライドの一コマです。
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4E卒研始めてます

 4E学生の卒研が始まっています。後期中間試験のため一時中断していましたが、無事試験も終わって再開しました。再開後最初は、シリコンウェハーのカットを学んでもらいました。シリコンの単結晶が、ミラー指数に従ってキレイに割れることを体験してもらいました。

 研究室には、直径4インチ(100 mm)の(100)単結晶ウェハーを用意しています。産業用では12インチ(300 mm)サイズが主流ですが、研究用途には4インチが使い勝手良いです。ただし、そのまま使うと大きすぎますので、ダイヤモンドカッターで適当なサイズにカットします。

ダイヤモンドカッターでシリコンウェハー表面に傷を付けています。

 実際に作業しながらミラー指数を復習します。3年生の時に座学で習っているそうですが(※科目担当じゃないのでよく知らなくて)、実際に体験してみたらそれがよく分かります。世界的に有名な半導体工学の教科書「S. M. Sze, Semiconductor Devices: Physics and Technology」を片手に学んでいます。

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進路指導に思う

 最終学年5年生担任の最重要業務である進路指導は落ち着きました。大変な面もありましたが、学ぶことも多く実りある業務だったと思います。落ち着いたので、進路指導についてちょっと考えてみたいと思います。

 昔から今まで解決できていない社会的課題として、教育と就職活動(就活)との折り合いが挙げられます。教育機関、というより現場の教育者の中では、「就職活動は個人の問題で学校教育とは関係ない」と思う人が大多数です。就活のために学業が疎かになることを好ましく思っていません。

 一方、学生の立場からすれば、学校へは費用を払って行っているのだから、個人問題である就活にどうこう言われたくないでしょう。学校を習い事の一つと考えればね。また、受け入れる企業としても、優秀な学生を確保したいのは自身の存亡に関わることですから、積極的にもなります。いくらIT化が進んでいるとしても、やはり企業は人財です。

 結局、就活解禁に関する紳士協定で何とか矛盾を凌いでいるところです。毎年ニュースを賑わしますね。

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師走を控えて

 今回の仙台への旅の目的は、東北大学での共同実験測定と炭素材料学会年会への出席でした。研究室3年目の目標として学会アピールを掲げていましたが、今回で全て終了となりました。でも掲げたとはいえ、不始末多くエラーばかりが目立った1年でした。

炭素材料学会年会会場の東京エレクロンホール宮城です。雪が少し降っていましたが、さほど寒くはなかったです。

 この1年は、忙しすぎて脳みそがスパークする日々でした。リ○ビタンD、モ□スター、レッド△ルが欠かせない日々で、「もう無理・・・」と何度思ったことか。我ながら仕事はこなせる方だと思っていましたが、さすがにキツかったです。そしていつの間にか、医者をハシゴするようになりました。

 「今倒れても、神さまはきっと許して下さる」とね。

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担任は花形

 高専と大学は共に高等教育機関に分類されますが、最も違う点があります。研究ではありません。担任業務です。確かに大学にも担任業務がありますが、高専ほど学生の人生に深く関わることはないでしょう。

 昨年度は4年生、今年度は5年生の最終学年の担任をしています。所属するエネルギーコースの慣例により、4年から5年は持ち上がりです。彼ら創造工学科第4期生エネルギーコース生が3年生の時には副担任を勤めていましたから、ずっと深い関係が続いています。

 特に最終学年では、進路指導が重要な業務になってきます。大学ではフリーだったり、研究室指導教員単位になったりしますが、高専では担任がまとめます。彼ら一人一人、保護者も交えながら、進路を一緒に考えていきます。就職するか大学/専攻科へ進学するか、そしてどのような人生を目指すのかを考えます。担任は、学生一人一人がどのような進路を歩めば幸せになれるかを一生懸命考えます。模範解答はありません。

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ありタムフェスタ

 11/3(祝)と4(土)に、ありタムフェスタが開催されます。要は文化祭です。

 有明高専に着任以来、ずっとコロナ制限下でしたので、毎年のこのイベントは入場制限をかけていました。

 今回はその制限が撤廃されましたので、どなたでも来場できます。

 私は何するのかですか? 5年生担任ですので、学生さん達の記念写真を撮って回ります。

 学生さん達は、ただいま放課後に絶賛準備中です。

専攻科ってどうよ

 今年度は、研究室学生さん達が頑張ってくれて、色々表彰されています(これこれ)。ただし、それもこれも、昨年度の学生さん達環境整備に奮闘して研究室の基礎を整えてくれたおかげと思っています。光の当たる人には、必ずそれを支えてくれる影があるものです。そうです。

 ところで、最近ある大学/大学院の先生に言われたことのメガヒットの一つに、

「専攻科出身の大学院生は使えない」

というのがありました。残念ながら、理解できます・・・。

 学生さん達には、「専攻科では研究を重視してね」と口酸っぱく言っています。↑のコメントを頂くのが目に見えているからです。やっぱり、そうですよね。専攻科は、本科での強制力から解き放たれる上に同じ環境が続くのでね。気持ちを新たにしないと。

 世の中で評価されるのは、何を世の中に提供するかというOUTPUT(提案力、企画力、研究力など)であって、詰め込んだINPUT(テストの点数)では決してありません。高専生って、そこを大きく、おーきく、勘違いするんですよね。数値評価があるもの(= 答えが分かっているもの)を最優先するという。残念ながら。詰め込み教育の弊害とも言えますので、教員側も反省するところはありますけど、難しい問題ではあります。

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