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GWですけどね

 今年のGWは2と6日が平日です。授業があります。

 昨日、コロナワクチン3回目を打ちました。しんどいですねぇ。

 しかし、明日の授業3コマ分の準備してます。

 授業資料はPowePointで作っています。学生時代から、かれこれ20年ほどPowePointを扱ってきました。有明にやって来て、授業を次々にこなしているうちに、ようやく自分のフォーマットが身についてきました。

 とりあえず、できました。

 若い頃はただがむしゃらでしたけど、今その乱雑なその積み重ねが花開いているのかなあと。

 我ながら、よく働いていると思います。はい。

恩師の近況

 学部4年&大学院博士前期課程(修士)時代の研究室の恩師が工学部長&工学研究科長になられた、という報告が同窓会より入ってきました。

 う~ん、尊敬する方ではありますが、こういう重役に就かれるとは考えてもみませんでした。

 私が居た頃は、人も少ない小さな研究室で、表に出せないトークもたくさんしていました。

 月日は経つものですね。

 私もこの先どうなるんでしょうか。ぬくぬく講座制の下ではなく、個人研究室を主催することになったこと事態があり得ないことなんですけど。

そうだ、有田へ行こう!!

 先の休日、ふと思い立って、佐賀県の有田町に行きました。そう、有田焼の有田です。

 Google Mapさんで調べてみると、有明沿岸道路のおかげで、有料高速道路を使わずとも、2時間かからずに行けることが分かりました。

 出発して、有明沿岸道路を快調に進みました。一本道の有明沿岸道路は、自動運転には最適です。大牟田沿岸の工場地帯を過ぎると、眼下には広大な有明海干拓地が見えました。現在終点の大野島ICで下りて、佐賀平野を進みました。広大な平野は、山がちな郷里広島では見られない風景です。こんな広大な平野、はたまた逆に、山形のような四方を高峰に囲まれた盆地を通る度に、そこに住むとどんな気分になるんだろうかと思います。

 国道から脇道に入って着いた有田は、小さな町でした。各店に所狭しと焼き物が並んでしましたが、我が王子が不満を体現するので、ゆっくりとは見られませんでした。一枚、いや十枚足りなくなったら困りますので。

 まだ早かったですね。

MMTと人新世と真の豊かさ

 春休みの読書、斎藤 幸平先生の「人新世の『資本論』」を読みました。頭の中で長年もやもやしていたことを氷解させることができました。非常な名著だと思います。

 遠回りに感想を述べていきます。

 前職では会社で働いていました。会社の目標と言えば、取りも直さず、「利益を上げること」です。利益を上げて、共に働く仲間達と生活を豊かにしていくことです。一見、至極当然のことだと思いますが、心の中はもやもやし続けていました。それは、「どこまで行ったら、我々は豊かになるのか?」ということです。

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熊本城雑感

 先の休日、ファミリーで熊本城に行きました。

熊本城天守閣でござる。

 熊本県民なので、やはり熊本城にご挨拶はしておかないとですね。地震のためとはいえ、遅ればせなんですけど。でも、家のテレビでは熊本県域放送の映りが悪いんですよねー。福岡県はおろか、佐賀県の放送まで入るのに。

 実は私、熊本城は2回目です。学生時代最後の学会(電気化学会第72回大会)が熊本大学であったので、そのついでに見学していました。電気化学を離れて幾久しいですが、今も研究のベースには電気化学の考え方があります。当時九州新幹線は全通していなかったので、博多からリレーつばめに乗って。まさか途中の大牟田で働くことになろうとは、全く思いもしませんでした。

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オレンジジュースとリンゴジュース

 子供の頃、まだオレンジ自由化(1991年)がなかったころのお話です。米国からの牛肉とオレンジの輸入自由化要求は、当時大変な社会問題となっていたのを記憶しています。結局自由化は実行されて、以降、農産物のブランド化が推進されて、現在に至ります。

 翌1992年にオレンジ果汁の輸入自由化がされるまで、オレンジジュースは高嶺の花でした。現在は果汁100%が当たり前で、しかもコンビニで手軽に安く買えますが、当時は100%なんて高級品でした。

 しかし年に数回、オレンジジュースを無料で飲みまくることができるイベントがありました。某家電メーカーの小売店が、地域店共同で行う製品の「展示会」です。そこはメーカー新製品の一大展示販売会で、まだ高度成長の余韻の残る時代でしたから、毎回毎回の新製品は注目でした。それと同時に、サービスでオレンジジュースを無料で飲むことができました(※100%だったかは実は不明)。新家電とオレンジジュース、我が家の一大イベントでした。

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東北大学出張中2

 無事装置の調整を終えて、帰路の飛行機までの時間、仙台市内を観光しました。

仙台藩祖伊達政宗公の廟所である瑞鳳殿を参詣しました。学生さん達は仙台に初めて来たので、ここは外せませんね。
政宗公騎馬像にもご挨拶。
仙台空港内の東日本大震災時津波到達地点の印。当時を東北大学内で経験した管理人にとっては、記憶が生々しいです。その後の米軍のトモダチ作戦で空港は綺麗に原状回復され、津波跡のシミは一切残りませんでした。米軍の凄さに驚いたものです。

動画配信サービス

 この度我が家では、とある動画配信サービスと契約しました。

 理由は単純で、「はたらく細胞」と「PUI PUI モルカー」が見たかったからです。

 経営幹部の指示により、有料BS放送は解約して、こちらにしました。日常忙しくて、結局カープ中継もなかなか見られなかったし。

 ちょっと時代に遅れてしまい、今更という感じですが、すごいですね~、動画配信サービスって。何でも見れちゃう。

 タブレットやスマホではなく、Chromecast with Google TVを介して、テレビの大画面で楽しみます。

 時代は移り変わります。

  • 芝居、コンサート・・・ 見たかったら、この日時にこの場所に来い。
  • 映画      ・・・ 見たかったら、この日時にこの場所に来い。ただし、機会は多く用意する。
  • テレビ     ・・・ 見たかったら、この日時に家に居ろ。
  • ビデオ     ・・・ 見たかったら、この日時に録画して、後で見ろ。もしくは店に借りに来い。
  • 動画配信    ・・・ 見たかったら、好きなときに選んでね。

 まあでも生の迫力、芝居やコンサートはなくなることはないでしょう。授業も同じです。

 選択肢っていうものは、多くあるに越したことはありません。少ないと、不正の温床になりますから、適度な競争原理は必要です。

 そんな大量情報時代を生きる私達に大切なものは、「情報を如何に取捨選択するか」です。

 情報に流されるのではなく、情報を楽しめるように勉強しましょう。

点灯管 for 蛍光灯

 この年末年始は、ファミリーの実家で過ごしています。仕事もこちらでです。残念ながら、著名な文学者が温泉旅館に長期滞在して傑作を執筆する、というイメージではありません。

 ここの蛍光灯が軒並み点かなくなっていて暗かったので、調べてみたところ、点灯管が切れていました。蛍光灯本体ではありませんでした。異界の者との戦闘での定番ネタ、「本体はあっちか!!」的な。

 蛍光灯って、放電現象によって光らせているんですが、これを開始させるにはちょっと高い電圧が必要です。単純に100 Vをかけただけでは、光りません。一度点いてしまえばそんな高い電圧は要らないのですが、「明日から本気を出す!!」的なモチベーションが要ります。そのモ○スターエナジーが、点灯管です。

 そうでないと、簡単に光る、つまり、世の中熱いハートのやる気人間ばかりとなって、疲れますよね。

 最新の点灯管は、トランジスタを利用した昇圧回路でできています。電子点灯管、と呼ばれています。トランジスタは基本壊れませんので、非常に長生きです。ただし、300円程度でちょっとお高いです。回路も難しいです。

 でも今注目したいのは、バイメタルを使った基本的な点灯管の方。50円程度とお安い。いやねぇ、よくこの仕組みを思いついたなあと、つくづく感心します。ピ○△ラスイッチ的な賢さがあります。

(※電子点灯管の価格は6倍でも、寿命は10倍なので、投資するなら電子点灯管かな。)

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仕事納めと年賀状すまん!!

 今年も24(金)まで授業詰めで、怒濤の如く終わりました。

 この後期は、新規担当科目(5E 信頼性工学5CL 電気工学基礎II4E エネルギー工学演習)の上に、初の卒業研究(5E 卒業研究II)があります。そして研究設備を整えるために予算確保に奔走。

 もう、年賀状を用意する余裕が全然ありませんでした。去年もでしたけど、今年はさらに。

 すいません、遅れて届きます。年末年始は年賀状をデザインしながら、年初の授業準備(ノД`)。あと、もう一息。

 というわけで、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

仙台味噌

 グルメシリーズ第3段!! 仙台味噌です。1はこちら。 2はこちら。

 研究者という職業人は、博士号を通行手形にして、己の才覚のみを頼りに世界中を回って武者修行をし、自身を磨いていきます。「もののふ」ですね。終身雇用制がまだ制度としても脳裏の深層心理としても存続している日本人の感覚からすれば、不思議な人種ですね。

 転職数が多いことは日本人未だ大多数の感覚からは敬遠されがちですが、世界的には歓迎されます。だって、行先の相手が才能を認めてくれないと転職できないんですから。

 頼るべきは己のみ。相手が大金を支払っても良いレベルになるように、日々研鑽していくまでです。

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