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夏季休業のお知らせ(8/11~16)

 有明高専公式ページに出ておりますが、

8/11(木)~16(火)

の間、一斉休業となります。

 公的通信(メールや郵便物)のご対応ができかねますので、予めご了承下さい。

 「普段から滞りがちやないか」ですって? そうなんです、最近連絡の量が多すぎて、見るだけで精一杯なのです。まあ、そんな日常です。

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時間・空間・お片付け

 世の中には、何かと買いだめをする人がいます。買ったもので、部屋はもので溢れかえります。端から見ると、片付いていません。一つ間違えれば、ゴミ屋敷。「それ、必要?」というものをよくもまあ、溜め込みます。

 そんな人が主張することとしては、「いつか使うから~」や「安かったから~」ということがあります。しかし自分の人生の記憶のどこを探しても、この「いつか使うカード」が発動されたところは見たことがありません。

 子供のカードバトル白熱に眉をしかめ、口うるさく言う大人はいるでしょう。しかしその当人は、自分が「いつか使うカード」を買い溜めることには無頓着です。

 そんな人には、決定的に抜けている視点があります。それは「時間と空間はタダではない!!」ということです。モノで溢れ返させることによって、空間は狭められます。それにより、現在必要な作業ができなくなる場合があります。

 空間が狭められることにより、必要な作業空間が確保できず、時間が余計にかかり、無駄に流れてしまいます。

 そう、いくら購入当時安かったとしても、失われた時間と空間の価値は計り知れないのです。

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教員の過重労働

 最近、教員の過重労働が盛んに議論されるようになっていますね。まあ、私も渦中の人物の一人にはなりますので、多少興味があります。

 単純に労働時間を考えると、給料は安いようです。「ようです」というのは、個人的にはあまり気にしていないから。総額としては社会平均より高く、かつこの有明地域は物価が安いので、生活には困っていません。むしろ、首都圏など都会の人達は大変だなーと思います。

 忙しくても、前途有望な学生さん達と学んでいくことは、結構楽しいものです。企業の品質部門でめんどくさい大人達を相手にするよりも100万倍楽しいです。

 さてさて、過重労働の原因は色々議論されていますが、個人的には「学校の自治」にあるんじゃないかと思っています。学問の独立に基づく自治でして、その自治のために、教員は運営に関する事務仕事、経営仕事も負わねばならなくなっています。「それ、教員の仕事??」というのがあることも事実です。

 「経営や人事や総務etc.のプロを揃えればいいじゃん!?」と、曲がりなりにも民間企業経験のある私からすれば、そう思うのです。教員は、結局突き詰めれば各専門教育のサービス担当なのであって、何でもする必要はありませんし、何でもできるわけではありません。教員は格別に偉いわけではありません。

 ちょっと前、ナントカ会議という偉い先生達の集団が学問の自治に吠えておられました。いや、吠えるだなんて失礼ですね(^_^;)。でもね、社会というのは、偉い先生達だけでは回らないんですよ。

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言葉遣い

 社会で働いている人なら至極当然のことですが、言葉遣いは気をつけます。年長者や地位が上の人だけではなく、下の人にもです。だって明日、下だった人が上に来るかもしれないのですからね。今日の学生さんは、明日の上司かもしれません。

 ただ一般に、学校という文化圏の中では、何故かそれが廃れています。

 自分の人生を振り返ると、中学校から大学までがそうでした。中学校に入ったら、やたら教員の言葉遣いが荒くなったのを不思議に思ったものです。

 そんな環境を受け入れて成長して、大学院に入りました。そうすると、周囲は一変して丁寧な言葉遣いをされるようになりました。大学院生ともなりますと、学生とはいっても一角の研究者として認められたからです。逆に言うと、自身の振る舞いは自身で責任を持たねばならない立場になったという事でした。

 ちょっと話が横道にずれました。言葉遣いというものは、相手をどう思うかではなく、自身が周りにどう見られるかということが重要です。敬語一般にそうですね。言葉遣いは結局、自分を守るためのものです。言葉遣いが荒い人と仲良くなりたい人は、少数派だと思います。人が近寄らない人は、得るものが得られませんね。

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大雨と真空停電復旧

 大雨どストライクの日の続きです。案の定、高専が停電となってしまいました。朝、事務からメール連絡が来ました。・・・けれど、「むむっ???、停電なのに何故メールが送れるんだ?」と思ったら、我が棟周辺だけが停電でした。

 CVD装置は超高真空仕様でして、真空維持のために24時間真空ポンプで引きっしぱなしです。前日に電源を落として帰ろうかどうか迷いましたが、停電は大丈夫だろうとそのままにしました。しかし、裏目に出ました。

 停電になってしまうと、当然真空ポンプは止まります。止まると、真空度が悪くなるのもありますが、何よりもロータリーポンプのオイル逆流が問題となりますので、早速出勤しました。幸い大雨は小康状態となり、道路冠水も引きました。

 いざ着いてみると、周囲に灯りが点いていまして、停電は早々に復旧していました。装置の真空バルブを一旦全て閉めて、ポンプを再起動し、順にバルブを開放して真空度を元に戻していきました。操作は身体が覚えています。結果、大きな問題はなく、幸いでした。30分ほどで作業を終えて、帰りました。 

 道程にある荒尾駅は不通のため、写真の通り電車が多数待機していました。隣の大牟田駅は広くないので。昨年と一緒ですね。

荒尾駅を望みます。左3番線から817、813、815、817、817系かな。

 そして夕方、天候もほぼ落ち着いた頃、再び高専へと向かいました。翌日の授業準備のために。結局、忙しいことには何も変わりはない一日でした。

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大雨どストライク

 今年も台風がやってきました。

 ・・・て大雨どストライクではないですか!! 大牟田・荒尾のアメダスが真っ赤を超えて紫ですよ。

気象庁雨雲レーダーより。
甚大な被害に遭われた干しシイタケさん。「ワシ、もうダシ出とるがな!!」

 今年も大雨で全国デビューです。道路冠水MAXですね。

 自宅で仕事です。仕事ですよ。

 それにしても、CVD装置大丈夫かなあ・・・。

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アクセスカウンター変えました

 先週末から、アクセスカウンターが反応しなくなりました。

 訪問者0の日はたまーにありましたが、連続するということはなかったので、「おかしいな?」と思って、別のアクセスカウンターを導入しましたら、反応しました。

 というわけで、アクセスカウンターを変えました。

 これまでのカウンターで、訪問者数は3,482でした。総訪問者数は、新しいアクセスカウンターの値にこの数を足したものとなります。

よろしくです。

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GWですけどね

 今年のGWは2と6日が平日です。授業があります。

 昨日、コロナワクチン3回目を打ちました。しんどいですねぇ。

 しかし、明日の授業3コマ分の準備してます。

 授業資料はPowePointで作っています。学生時代から、かれこれ20年ほどPowePointを扱ってきました。有明にやって来て、授業を次々にこなしているうちに、ようやく自分のフォーマットが身についてきました。

 とりあえず、できました。

 若い頃はただがむしゃらでしたけど、今その乱雑なその積み重ねが花開いているのかなあと。

 我ながら、よく働いていると思います。はい。

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恩師の近況

 学部4年&大学院博士前期課程(修士)時代の研究室の恩師が工学部長&工学研究科長になられた、という報告が同窓会より入ってきました。

 う~ん、尊敬する方ではありますが、こういう重役に就かれるとは考えてもみませんでした。

 私が居た頃は、人も少ない小さな研究室で、表に出せないトークもたくさんしていました。

 月日は経つものですね。

 私もこの先どうなるんでしょうか。ぬくぬく講座制の下ではなく、個人研究室を主催することになったこと事態があり得ないことなんですけど。

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そうだ、有田へ行こう!!

 先の休日、ふと思い立って、佐賀県の有田町に行きました。そう、有田焼の有田です。

 Google Mapさんで調べてみると、有明沿岸道路のおかげで、有料高速道路を使わずとも、2時間かからずに行けることが分かりました。

 出発して、有明沿岸道路を快調に進みました。一本道の有明沿岸道路は、自動運転には最適です。大牟田沿岸の工場地帯を過ぎると、眼下には広大な有明海干拓地が見えました。現在終点の大野島ICで下りて、佐賀平野を進みました。広大な平野は、山がちな郷里広島では見られない風景です。こんな広大な平野、はたまた逆に、山形のような四方を高峰に囲まれた盆地を通る度に、そこに住むとどんな気分になるんだろうかと思います。

 国道から脇道に入って着いた有田は、小さな町でした。各店に所狭しと焼き物が並んでしましたが、我が王子が不満を体現するので、ゆっくりとは見られませんでした。一枚、いや十枚足りなくなったら困りますので。

 まだ早かったですね。

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MMTと人新世と真の豊かさ

 春休みの読書、斎藤 幸平先生の「人新世の『資本論』」を読みました。頭の中で長年もやもやしていたことを氷解させることができました。非常な名著だと思います。

 遠回りに感想を述べていきます。

 前職では会社で働いていました。会社の目標と言えば、取りも直さず、「利益を上げること」です。利益を上げて、共に働く仲間達と生活を豊かにしていくことです。一見、至極当然のことだと思いますが、心の中はもやもやし続けていました。それは、「どこまで行ったら、我々は豊かになるのか?」ということです。

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