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豊橋への旅(1/2) ~ 豊橋技術科学大学 ~

 10/16(月)は早朝から、愛知県豊橋市へ出張しました。新大牟田駅から九州新幹線つばめ号に乗り、博多でのぞみ号に乗り換えしました。飛行機よりは新幹線の方が便利ですね。

毎度の博多駅です。

 名古屋駅でこだま号に乗り換えて、豊橋駅に着きました。さらにそこから路線バスに乗り、最初の目的地である豊橋技術科学大学(豊橋技科大)に到着しました。地図で見ると平野の感でしたが、道程は意外とアップダウンがありました。

 豊橋技科大は国立大学法人の一つですが、高専卒生に特化した技術科学大学の一つです。大半の学生が高専からの3年次編入です。高専教員としては、一度は見ておかないとですね。なおもう一つは、日本海側の長岡にあります(長岡技科大)。

技科大正門です。
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専攻科ってどうよ

 今年度は、研究室学生さん達が頑張ってくれて、色々表彰されています(これこれ)。ただし、それもこれも、昨年度の学生さん達環境整備に奮闘して研究室の基礎を整えてくれたおかげと思っています。光の当たる人には、必ずそれを支えてくれる影があるものです。そうです。

 ところで、最近ある大学/大学院の先生に言われたことのメガヒットの一つに、

「専攻科出身の大学院生は使えない」

というのがありました。残念ながら、理解できます・・・。

 学生さん達には、「専攻科では研究を重視してね」と口酸っぱく言っています。↑のコメントを頂くのが目に見えているからです。やっぱり、そうですよね。専攻科は、本科での強制力から解き放たれる上に同じ環境が続くのでね。気持ちを新たにしないと。

 世の中で評価されるのは、何を世の中に提供するかというOUTPUT(提案力、企画力、研究力など)であって、詰め込んだINPUT(テストの点数)では決してありません。高専生って、そこを大きく、おーきく、勘違いするんですよね。数値評価があるもの(= 答えが分かっているもの)を最優先するという。残念ながら。詰め込み教育の弊害とも言えますので、教員側も反省するところはありますけど、難しい問題ではあります。

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OUTPUTの厳しさ

 10月になり、卒業研究が佳境を迎えてきました。今までのある意味詰め込み型授業と違うことに戸惑いを覚える学生達がいたりします。

 「中級技術者育成」という当初の高専理念を達成するには、厳しい詰め込み型カリキュラムは当を得ています。しかしながら、大学進学を希望する学生達の増加、進学率の増加、さらには科学技術の著しい高度化に対応するためには、そのシステムを再考する時期に来ているのかなと思います。

 中級と高級の違い、それは「OUTPUTの厳しさ」の有無です。中級ならば、指示されたことすなわちINPUTを懸命にこなせば達成されます。分かりやすいので、褒められます。ゴールは決まっていますので、点数評価のシステム構築は容易です。こういうの、お役人様は大好き中の大好きなので、山盛りにシステムの仕事が降ってきます。

 一方で高級に求められるものは、OUTPUTです。世の中に対して何を披露できたかです。ゴールを一律に決められないので、点数評価できるものではありません。褒められることもあれば、そうでないこともあります。評価は人それぞれです。

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信頼性工学、始まるよ

 後期が始まりした。5E割り当ての授業「信頼性工学」が始まります。

 この科目、選択科目です。第2/3種電気主任技術者になるための認定用科目ではありません。電気の専門でもありません。さらに卒業間近の5E後期において開講ということは、つまりは重要性の低い科目です。無理に取らなくても卒業できます。

 しかしながらこの科目、私が最も気を遣う科目です。なぜなら、社会へと巣立つ彼らにとって、一番必要で大切な科目と思うからです。事実、卒業生からは最も評価を得ている科目です。

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わらしべ長者

 最近、何かと仕事周りが調子良いです。怖いくらいに。

 装置や実験環境は充実していくし、学生さん達は頑張ってくれるし、学会では評価されるしと。欲を言ったらキリがありませんが、悪くない今現在です。

 こういうときって、大きな落とし穴に落っこちそうで怖いので、気をなるべく引き締めています。好事魔多しですしね。

 そのベースは何かと考えると、ふと見回して、周りに何かと良くしてもらってきたおかげかなと思います。困っていると、どこからか誰かが手を差し伸べてくれて、何かしら身の回りが充実していきます。物だったり、人だったり。正にわらしべ長者です。

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奨学金返済と車のローン

 今月で、奨学金返済(修士分)と車のローンが終わりました。学士分の奨学金は払い終えていましたので、残るは博士分のみです。

 学士分は高校時代に予約で得た旧日本育英会第一種でしたので、本来ならば返済不要にすることができるところですが、何せ人生に悩んで留年してしまったもので、完全返済となりました(ノД`)

 修士分は、大学院入試成績が悪かったので、返済義務のある第二種しかもらえませんでした。入試勉強に全くやる気が起こらなかったので。落ちるとは全く思わなかったんですけどね。

 博士分は、第一種が難なくもらえました。通算15年アカデミック関係に勤めると返済ナシになるところなのですが、途中の企業勤務による期間がちょっとだけ規定より長かったために、一部返済義務が生じました。一応闘ったのですが、敗れ去りました。あとボーナス1回分程度残っています。

 まあ、しょうがないかなというところです。

 ああ、一般に組織においては、物事は一応闘わないとダメですよ。闘わずに難を避けようとして変に忖度すると、結局それが根拠のない悪しき前例となって、組織を腐らせていきます。忖度した本人に悪気がないというのが最悪ですね。そいつは善人の仮面を被った極悪人です。無責任の極み。日本って、そんなの多いですよね。民間企業だったら、お客様や世間が審判するからまだ救いの道が残されていますが、お役所はねぇ・・・。いや、お客様から遠くなる大企業でもそうですよね。いやいや、話がずれました(^_^;)

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2023秋の応物の旅 (1/3)

 2023年秋の応物は9/19(火)~23(土)の間、熊本城ホール他で行われました。熊本大学ではなくて、熊本市中心部で開催されました。我々有明高専からは電車で通えますので、泊まりではなく日々通うことにしました。

 熊本市は、駅が中心街から離れています。熊本駅が最大の駅ですが、一つ手前の上熊本駅も中心街からほぼ等距離にあります。どちらからも路面電車で行けますので、一駅近くて比較的空いている上熊本駅に降りました。プライベートで何度も来ていますし、慣れたものです。

上熊本駅です。
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春日公園と東脊振への旅

 肋間神経痛も日毎に和らいできました。当初はどうなることかと思いましたが、無事何とか。

 さてこのシルバーウィークは、福岡市にある県営春日公園へドライブに出かけしました。いや、何となくです。公園大好きお息子さんなので。高速使わずに行って、2時間くらいですかね。近づくにつれてだんだん渋滞となってきましたけど、無事着きました。

春日公園でもトップを目指します。
まだ暑いです。
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肋間神経痛

 島根から戻ってきた後、やけに胸の中央に痛みが走りました。何じゃこりゃ?

 翌日9/15(金)の仕事中、やたらと痛い。いや、まじで痛い。仕事中は、何とか我慢して過ごしました。

 とはいえ、痛みが引くわけでもなく、仕事後結局夜間診療に赴き、さらに今朝整形外科を受診しました。

 その結果、「肋間神経痛」という症状でした。原因は、島根への長距離の移動とホテルカンヅメで無理をしたからのようです。神経痛って、こんなに痛いものなのかと身に染みてわかりました。そして温熱&低周波理学治療が超気持ちいいことも分かりました。歳相応なのかな・・・。

 時間が治してくれるようなので、しばらく安静にします。温泉を考えよう。

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ISATE2023の旅 (3/3)

 発表後翌日の9/14(木)、朝から長崎で線状降水帯が発生したとのニュースで出ましたので、早めに切り上げて帰ることにしました。翌日15日も別の仕事が詰まっていましたので。

 結局期間中は、ずっとホテルにカンヅメでした。翌週に控えた応用物理学会の準備など、宿題が山積でしたので。玉造温泉とかでゆっくりしたかったのですが、そんなヒマ全くなく。そういえば、どこかの国会議員が研修先のフランスで遊んでニュースになっていましたね。羨ましい限りですわ。高専の人手不足は深刻ですよ~。

 珍しくもないことですが、「何しにここまで来たんだ?」でした。

 で、松江駅です。しまねっこよ、すまぬ。

しまねっこよ、また来るよ。指定席だけど。
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