5/29(水)、共同研究打ち合わせのために岐阜医療科学大学 薬学部の笹井 泰志先生と岡山大学 学術研究院医歯薬学域の逢坂 大樹先生が来校され、打ち合わせと実験を行いました。
工業高専へ医歯薬系の先生が来られるのは珍しいです。Eコース内をご案内しましたが、先生方にとっては珍しいものだそうでした。
そう、医歯薬方面にも研究を展開していきますです。
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5/29(水)、共同研究打ち合わせのために岐阜医療科学大学 薬学部の笹井 泰志先生と岡山大学 学術研究院医歯薬学域の逢坂 大樹先生が来校され、打ち合わせと実験を行いました。
工業高専へ医歯薬系の先生が来られるのは珍しいです。Eコース内をご案内しましたが、先生方にとっては珍しいものだそうでした。
そう、医歯薬方面にも研究を展開していきますです。
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講演日5/22(水)の午後、関係者と昼食後に慌ただしく帰路につきました。だって、24(金)午後には4Eの学生実験があるので。旅路を満喫する間もなくです。
さて冒頭にも述べたとおり、調べてみると、空港へは$2.50で行けることを知りました。トロリーに乗って、2駅隣の”Old Town”という駅で降りると、そこから無料の空港シャトルが出ていることを知りました。シャトルは、日本の昔にあったボンネットバスみたいなものでした(※私の時代にはもうありませんでしたので、歴史で学んだことです)。
15分程度からそこらシャトルに揺られて、空港へ着きました。カウンターでチェックインしましたが、そこで「搭乗開始時間が少し早くなるよ」と言われました。「へーそーですかー」と特に気にしていなかったら、”Understand?”と念押しされました。
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日も昇り、会議へと参加しました。欧米というところは、朝が早いです。白人が緯度が高くて太陽が貴重なところ出身だからでしょうか。受付は7時半から空いていまして、会議は8時から始まりました。
会議自体は日曜日から始まっていましたので、早々に受付を済ませて5/21(火)のスケジュールを確認しました。講演は翌日5/22(水)ですので、まずは会場や雰囲気に慣れることでした。名札は招待講演者(Invited Speaker)専用のものをもらいました。
そして翌日の本番です。講演は一発目の8時です。何と次の講演がキャンセル(withdrawn)となっていまして、講演時間に余裕ができました。40分講演(35分講演+5分質疑の予定)でしたが、内容が入りきらないので、キャンセル枠をもらうことにしました。
そんなわけでトータル50分間しゃべりました。しかし初めての招待講演で、研究を総ざらい話すこともあって、拙い英語となりました。いやいや、こりゃ学生さん達に見せられないなーと。一人で来て良かったなーと。
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現地時間5/20(月)夜にホテルへ無事着いたのは良かったのですが、時差ボケが治らず、眠れませんでした。そして朝、とてもお腹が減りました。サンディエゴの空港に着いた際に何かしらポテチなどでも仕入れておければ良かったのですが、「まあいいや」と選択を間違えました。
ホテルの裏が公共交通機関であるSan Diego Metropolitan Transit System (MTS、サンディエゴ都市圏交通システム)のトロリーの駅(Fashion Valley駅)だと知ったので、どこかお店が開いていないかとトロリーに乗って探すことにしました。裏と言っても、地図で見るのと違い、すぐ目の前でした。電車音も聞こえましたし。
アメリカという国は完全なる車社会で、車がないとどうにもならないのですが、幸いサンディエゴは公共交通機関が発達しています。トロリーという路面電車の速い版、つまり広電宮島線みたいなのとバスがあります。一回乗車$2.50です。PRONTOというカードを使うと、$2.50で2時間、3回目の乗車では総額$6.00に自動的に調整されて一日乗車券となります。便利です。日本と違い、ていうか日本以外の国の電車代は信用乗車方式であり、ゾーン制です。改札口があって細かく複雑な料金体系なのは、日本くらいです。
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5/20(月)、ICMCTF 2024という国際会議へ参加のためアメリカへ旅立ちました。会場はカリフォルニア州のサンディエゴ(San Diego)で、メキシコとの国境の都市です。人生初めての国際会議での招待講演です。九州大学の近藤 博基先生のお世話によりです。人生よくもここまで来れたものです。
と言いつつも、目下前期開講中ですので、授業の合間を縫っての強行軍となりました。国際会議というものは開催半年以上前から動くので、当然その時は時間割が決まっていません。5/20出発当日は1-3限の90分x3コマをこなした後、JR荒尾駅に車を置いて福岡空港へと電車移動しました。車は後でファミリーが回収しました。荒尾駅の駐車料金は激安ですからね。
で、まずは福岡空港から羽田空港へと移動しました。東京便は相変わらず人が多いです。ANA便なので第2ターミナルに到着後、国際線への乗り継ぎバスで第3ターミナルへ移動しました。
第3ターミナルで出国手続きと行くところでしたが、いきなり出発遅延アナウンスがありました。サンディエゴへはサンフランシスコ経由で向かうので、乗り継ぎ不可は困ります。心配になって、カウンターの方に尋ねましたところ、問題なしの回答でした。接続不可は「misconnection」と言うのですが、「misdirection」に聞こえてしまい、この方が思い浮かびました。
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2024年3~6月の学会参加予定です。
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第1種放射線主任技術者試験に挑戦することにしました。8月21日(水)&23日(木)の2日間にわたって実施です。
9月開催のQC検定2級試験のリベンジを考えていましたが、急遽こちらにターゲットを変えました。
一昨年に第3級を取りまして、これを以て本校の放射線取扱主任者になったおかげて放射光実験施設の利用手続きは楽になりました。
しかしながら、放射線業務従事者登録の教育は変わらず毎年受けないといけないことを知りました。第1種ならば免除されるということで、「めんどくさいなーもぉぅー、ええーい!!」と勢いで申し込みました。
さすがにQC検定2級との併願はキツイので、この夏はこちらに絞ります。
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AVS(旧名 アメリカ真空学会)の学術誌Journal of Vacuum Science & Technology Bに論文を出しました。純有明高専産第1号です。こちらに来て5年目、研究室を立ち上げてようやくです。
R. Tsukazaki et al., J. Vac. Sci. Technol. B 42, 034201 (2024).
です。
タイトルは、「Plasma confinement by an optoelectronic system (光電子システムによるプラズマ閉じ込め)」です。光電子制御プラズマを使うと、プラズマを閉じ込めることができたというお話です。プラズマは電離した気体で、全体として電荷中性の状態のことです。プラズマは漠然と広がったもので、その位置制御は困難でした。非常に大きなスケールにはなりますが、核融合でもプラズマを如何にして閉じ込めるかが課題の一つです。今回、その閉じ込めを光電子制御プラズマで圧力制御をすることにより達成できました。この現象により、新たな気相化学反応場の構築が期待されます。
おまけにEditor’s Picksの一つにも選ばれました。これはマンガ雑誌で言う巻頭カラーのことで、とても名誉なことです。初めてのことです。
第一著者は、卒業生(創造工学科 エネルギーコース 第3期生)の塚嵜 琉太君です。彼の偶然の発見から全てが始まりました。電流‒圧力特性というPaschenの法則宜しく、基本的な実験スキル練習の中で見つけたものでした。これまで10年以上二桁の多くの人達がこの光電子制御プラズマに関わってきましたが、誰も気づきませんでした。正にセレンディピィティーであり、それは実験化学者として最も誇りに思うことです。
塚嵜君の卒業後、第二著者である現6Eの内藤 陽大君が後を継いでまとめ上げてくれました。第三・第四著者の古賀 永君と福田 旺土君(現7E)は塚嵜君の同期として、装置立ち上げに尽力して頂きました。第五・第六著者の田辺工業株式会社 加藤 直樹様と渡辺 貴之様には議論と多大なるサポートをいただきました。
また今回はPI (Principal Investigator、研究主催者)として、初の最終著者となりました。ここまで来られたことを全く不思議に思います。正に皆様のご支援の賜物です。
有明高専公式HPにも報告しました。
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4/14(日)は、九大‒高専連携プログラムの関係で、九州大学 応用力学研究所の出射 浩先生を訪ねました。筑紫キャンパスです。核融合炉の実現を目指したそのプロトタイプの一つである球状トカマク型装置QUEST (Q-shu University Experiment with Steady-State Spherical Tokamak)を見てきました。
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4/13(土)に、日本表面真空学会 九州支部 総会に行ってきました。会場は福岡工業大学(福工大)でした。こういう運営的な会には縁がなく、あまり参加したことはないのですが、近くだし行ってみようと思いました。
福工大は、JR福工大前駅に隣接しています。交通は至便でした。キャンパスも綺麗で、緑の芝生が美しかったです。美観に関しては、私立大学って手が行き届いていて羨ましいです。
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ツアーの最後は、岡山でした。日本医用DLC研究会の第7回総会・研究会に参加しました。本会は、岡山の先生方を中心に結成されている医工連携の研究会です。私もメンバーなのですが、コロナで全然現地参加できなくて、ようやく訪れることができました。最後は一人旅としました。
会場は、岡山大学医学部でした。岡山はバス会社の競争が激しくて路線がよく分からないので、分かりやすい路面電車で向かうことにしました。清輝橋という終点から徒歩で行けますので。
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グランドツアーその2は、第71回応用物理学会春季学術講演会でした。「春の応物」ですね。今回は、学生さん達2名の発表と座長でした。学生さん1名の発表は初日に、残り1名と座長が最終日に設定されたため、全日程の参加となりました。
会場は、東京都世田谷区の東京都市大学世田谷キャンパスでした。高級住宅街の田園調布から遠くなく、周囲も高級住宅街でした。高級住宅街近くにあり、東急沿線で東急と繋がりの深い同大学なので、キャンパスはとても綺麗でした。
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