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KRIS2023の旅 (2/2)

 翌日3/2は学生さん達(5E 古賀君と福田君)のポスター発表でした。前日の私の発表ではいつもの如く、学生さん達の前振りをしたので、お客さん来るかな~と期待していました。

5E 古賀君です。
5E 福田君です。古賀君の2つ右隣です。

 多くの来客があり、両名とても頑張っていました。結局、古賀君と福田君はこの1年、計3回ポスター発表することになりました(これこれこれ)。スケジュールの都合上、全て国際会議となってしまい、全て英語で対応して頂きました。本当にご苦労様でした。

 この会議を通じて、他高専の先生方とも知り合えることになり、また貴重な意見交換もできて、とても有意義な日々となりました。また、他高専の学生さん達の中には非常に素晴らしい発表をされる方々もいて、本校はもっと頑張らなければならないよな~と、一同気を新たにしました。

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KRIS2023の旅 (1/2)

 3/1(水)~2(木)、東京の一橋講堂で開催されKRIS2023 (The 1st KOSEN Research International Symposium)に参加してきました。5E学生2名と私の計3人で発表してきました。

 3月は卒業シーズンで何かと多忙のため、当日早朝の移動としました。

早朝の西鉄大牟田駅です。
大牟田駅の全景です。西鉄ホームからJRホームを。

 早朝の西鉄大牟田駅でしたが、通勤の人達で電車は割と混んでいました。

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NanoVNAの本

 既に授業にも取り入れている昨今話題のNanoVNAベクトルネットワークアナライザ(ネットアナ)ですが、この度前職で同僚だった大井 克己氏がそのテキストを出版されました。前職時代からその話は伺ってはいましたが、晴れて表舞台となりました。

https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/49/49581.html

 そんなちょうど、あるネットアナのメーカーさんが私を訪ねてこられました。貧乏な私のところに来られても何もないですよと。「この220 GHzのネットアナはいくらですか?」と尋ねると、「○億です」とのこと。う~ん、MBLで活躍しないと無理な金額ですね。

 現在行っている一連のインピーダンスマッチングから導波管ネットアナ評価までの授業スタイルは、そのうち教育関係の学会で発表したいなと思っています。研究と教育は車の両輪ですからね。

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研究引き継ぎ中

 来月は卒業式です。5年生は巣立っていきます。1年半の研究室生活は、長いようで短いものです。

 有明高専では4年次後期から研究室配属となりますので、半年間学年が重なります。というわけでこの春休みは、5年生から4年生へ技術の伝授を行ってもらっています。

 今年の5年生には、装置の移設から、トラブル対応立ち上げと大変お世話になりました。おかげさまで、1年を経ずに実験環境が整いました。一人では到底なし得なかったことです。

 続く4年生は、優秀な学生さん達が揃いました。

 さーて、これらの才能を世に出すためにも、研究資金をどうするかな・・・(ノД`)。

5E 福田君(右)から4E 内藤君(左)への技術継承です。

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アンカーボルトと装置移動

 春休みになって少し余裕ができたので、研究室の整備を行うことにしました。まずはPA-PECVD装置用のガスボンベ立ての地震対策として、アンカーボルトで固定しました。技術職員の吉冨先生にお手本を見せていただいた後、学生さん達が行っていきました。

まずは吉冨先生のお手本。さすがです。
続いて学生さんです。4Eの内藤君がチャレンジです。
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前略、お息子さんの風邪より

 ちょっと更新が空きました。それは以下の理由です。

 お息子さんは、幼稚園でよく風邪をもらってきます。いつもはファミリーに移してダウンさせ、自分は回復して再び元気に走り回るというパターンです。私は影響を受けません。我ながら強いです。

 しかしながら今月は、とうとう私もくらってしまいました。一年を終えての疲れも溜まっていたのでしょうか。喉は痛むわ鼻は詰まるわということで、弱りました。幸いコロナやインフルエンザではなかったので、ゴホゴホ言いながら研究室の学生指導でした。その間に耳鼻科に行き、診てもらいました。

 すると、副鼻腔炎&花粉症のコンボということでした。薬を処方していただきました。

 薬というのはよく効くもので、ようやく体調が元に戻ってきました。

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古文漢文ルーティーン

 この学年末の時期は、学生さん達の卒業研究関係の論文やレポートを読みます。若い学生さん達は、少なくとも高専生活では、自分でまとまった論理的文章を書く機会があまりないので、読んでいて日本語としては引っかかる表現が目に留まります。文法的におかしいわけではないですけど、読んでいてしっくり来ないです。論文は論理性を重視しますから、ココは何か論理がずれているなーと感じるところもあります。

 かくいう私も、現役で論理的文章を書く人です。昔、広島大学で研究員をしていたときに、ボスだった高萩 隆行先生から、「文章は読んでいてツルツル入ってくるものでなければならない」などと言われました。当時は博士として駆け出しだったので、研究者として生き残るために、必死に研究して論文を書いていました。論文を世の中に認めてもらうには、研究内容もさることながら、きちんとした文章が書けることも大切です。

 そんな文章を書いていては、時折ふと立ち止まって、有名な古典の一節を暗唱します。中学か高校時代に暗記したものです。確か授業で暗記を求められたような記憶がありますが、よく覚えていません。暗記しているものとしては、

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阿加先生

 ちょっと日付を遡りますが、1/16(月)に有明高専のグローバルエンジニア(Global Engineer)育成事業の一環として、東北大学大学院 工学研究科の阿加 賽見(あか さいけん)先生にご講演いただきました。本年度は国際交流室のメンバーとして、このGE講演の企画運営に携わっています。

 阿加先生は、私の東北大学時代(前の前の職場)の共同研究先の大学院生でして、現在は別研究室の助教をされています。今回そのご縁で、遠く有明高専までお越しいただきました。講演内容については、有明高専の公式HPにて報告しています。司会はもちろん、私ですね。

準備中です。右の私は学生の出欠を取っています。
スタートです。

 ご講演後は、近年の研究についてのDiscussionの他、校内をご案内しました。

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New洗濯機と赤外線ヒーター

 先日、洗濯機を新製品が安いお店で買いました。ファミリーのラスボスが、「温水が出る洗濯機が欲しい。さもないと、〇△◇※✖・・・。」と仰せなので。

温水出ます。

 ついでに赤外線ヒーターが目に留まったので、買いました。昨今の寒さにより、どうも身体の調子が悪くて。歳ですね。特に肩こりがひどいので、温めればいいかなーと思いまして。

暖かいです。

 あともう少しで本年度も終了です。その疲れが出たのかなーと。プロ野球はキャンプが始まりましたが、それと入れ替えに私は短いシーズンOFFに入ります。と言っても、なんやかんやで仕事はあります・・・( ノД`)。

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福岡のうどん

 最近休日によくファミリーで福岡のうどんを食べに行きます。大牟田市内でですね。福岡のうどんは讃岐うどんと違って、コシ勝負ではなくてやわらかツルツル勝負です。伊勢うどんに近い感じでしょうか。同じうどんでも全然違いますが、これはこれで美味しいです。量も食べられます。

 学生時代を大阪で過ごし、また親類縁者も大阪が多かったので、どうしてもうどんは副食(うどん定食)のイメージが強いのですが、これは単品でもいけるかなと。ちなみにいつの頃からか、きつねうどんが大好きです。

福岡のうどんです。讃岐うどんとは全く違いますが、これはこれで美味しいです。

 あ、そうだった!! 学生時代は大阪で過ごしてたんだ!! と、我ながら遠い過去になっていますね。

 

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学年末試験

 明日1/31(火)から一週間、学年末試験です。担任をしている4Eでは、放課後教室に有志が残って勉強中です。

 高専は学年制です。基準成績をクリアして必要単位数を揃えていないと留年し、来年度その学年をイチからやり直しとなります。落とした科目だけではありません。基本的に「全部」やり直しです。

 たとえ必要最低限の単位を揃えて進級できたとしても、単位不足はその先の進学・就職活動にとって大きなペナルティーとなります。

 そのため学生さん達は皆必死です。

 一方、大学は単位制ですね。落とした科目だけ注力すれば良いです。そして所により制度が異なりますが、私のいたところでは4年生になる際、つまり研究室配属される際に進級の関門がありました。私は一年旅に出ましたけどね。

 そう考えると、高専は厳しいです。頑張りに感心します。頑張りに応えるためにも、試験の難度はそれなりにですかねー。

それは必死に勉強しています。

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